薩摩寒蘭《萠春》（ほうしゅん）の坪取りになります。7月に採取して自宅の棚にて育てました。採取時はようやく地表に頭を出した状態でタケノコ状の出芽でしたので柄は確認できませんでしたが、成長するにつれて柄を展開して来ました。最近は自生地も昔のように畑のような光景は鹿児島ではだんだん少なくなってきました。寒蘭のブ－ムを作られた、方々が高齢になられ山に行かれなくなってきた事や今の若い方々の趣味が様変りして後継者が少なくなってきた事等が原因の一因ではと思っています。なので自生地の荒れが少なくなり、又徐々に復活して来ているのではと推測しています。今年はこの坪で30年振りに採取しました。鹿児島県の他の自生地もそのような傾向が見受けられました。3本採取しましたが 2本出品します。購入後は落札者様で管理され、その後の責任は一切受付ませんのでよく考えて慎重に入札されますようお願いいたします。入札後のキャンセルや取り消しも一切受付ません。萠春の自生地は私の自宅から車や徒歩で40分ぐらいの阿久根市弓木野集落の山林です。登録された本坪の周辺には私の知る限り5箇所の坪が点在していてまだその他にも私の知らない類似する坪が存在するかもしれません。近辺にはさまざまな柄坪が点在しています。今後山が荒れなければ、魅力のある場所だと思っています。本坪以外の周辺の坪取りも一括して今は登録されていますが、本来ならば白妙のように分離するべきと個人的には思っています。各坪で柄の出方が微妙に違います。深紺覆輪白黄斑縞も有れば中押し縞や中斑縞、中透け縞等様々あり今回採取した柄も年々柄が変化して行くのではと思っています。今回採取した柄は第二萠春と言われる坪取りです。発送はゆうバック60サイズの発送を考えております。根は水苔巻にて発送いたします。受付後の連絡は必ず行うようにお願いいたします。