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出品の内容は以下の通りです。・グリッドタイインバーター 700W 入力 DC22～60V 出力 AC85～263V 50/60Hz  サイズ 283x200x41.6mm 重量 1.56kg 中国製  付属品 WIFIアンテナ 取り付けネジ ACコネクタ(GTI側)・太陽光パネル SHARP ND-153AR 多結晶 公称最大出力 20.21V 7.59A 153W x ４枚 = 612W  サイズ 1,165x990x45mm 重量 14.5kg DCコード約1m
インバーターは防水されていて、機器全体で放熱され、ファンレスになっています。ＧＴＩに付属するＡＣコネクターはコードにはんだ付けし、コンセントに接続する場合はコンセントプラグを取り付ける必要があります。ＧＴＩをパネルに近い位置に設置する場合、耐熱性、耐紫外線のケーブルを用意していただく必要があります。アプリでＧＴＩの動作内容が確認できるようですが、野良アプリで中国のクラウドへの登録が必要なので試していません。ＧＴＩからの出力は１００～２００Ｖで、ＧＴＩへの入力はパネルを２枚直列に２系統接続で、実測 約４０Ｖ弱の電圧になる為、設置などには電気工事士の資格が必要になります。中国製で残念ながら耐久性については不明な点があります。
パネルは１０年以上前の物で、キズ、汚れ等あります。劣化もしていると思います。とは言え国産のシャープ製多結晶パネルで、まだまだ発電してくれると思います。最近の大型パネルと比べると１枚の発電量は少ないものの、ＤＩＹするには扱いやすい大きさです。とはいえ、１枚１４．５ｋｇは重いので取り扱いには注意してください。ＭＣ３のコネクタが標準でついていますが、ＧＴＩはＭＣ４コネクタなので、ＧＴＩ側はＭＣ４コネクタに付け替えています。そのため、接続ミスをすることは無いと思います。
7/31に 半日 試運転しました。最高気温３７℃、天候は雲がポツポツあり、ときどき太陽が雲に隠れる天候です。接続はリビングエアコンの系統の１００Ｖコンセントに１０ｍの市販延長コードで電力計へ接続、その手前でアースを接続。電力計とＧＴＩを専用ケーブルで接続。ＧＴＩからパネルは２枚２系統で計４枚接続しています。
燐家の影が無くなる 11:30 から 14:30 まで3時間を４枚で運転、その後２枚が自宅の影になったので日が当たらなくなる17:00まで2時間半を２枚で運転しました。その間の発電量が 1.10kWh、13:30頃の瞬間最大発電量が 107V 362W でした。パネル表面温度も６０℃を超えていました。春の涼しい季節だともっと発電してくれるはずです。200Vでの試運転は行っていません。もし、100V⇔200Vを切り替えるときは、パネルも外してシステムが完全に切れた状態で行ってください。
別のGTI装置ですが、駐車場の折板屋根上に２→４枚平置きで運用していますが、１ケ月半（６月中旬～７月末）２枚運用時は自宅屋根上の 5.1kW太陽光の約4.7%、その後４枚に増やして３週間ほど運用しましたが8%強発電しています。冬の発電をチェックしていませんが、この率で発電してくれると、年間576kWhほど発電してくれると思います。（自宅屋根上は去年１年で7,200kWh発電しました）現在の中部電力の第２段120～300kWhの電気代は25.51円、再エネ3.45円、燃料調整費3.66円(８月)で換算すると年間18,000円越の節約になるでしょう。更に９月の燃料調整費は 5.06円に跳ね上がり、計算上では年間19,000円越の節約になる事になります。東京電力や関西電力、北陸電力エリアはさらに1円以上、燃費調整費が高いようですね。また、平置きではなく南向きに３０度傾けて設置すれば、さらに１５％ほど発電効率が上がるようなのでおすすめです。
設置については、各自の責任で行ってください。100Vとの接続を間違えると最悪火事になります。パネル周辺は高温になる為、耐熱ケーブルの使用が必要です。パネルは重いですが大きいので台風などの強風で飛ばされることがあります。確実に固定してください。ＭＣ３、ＭＣ４コネクタは防水構造ですが、水のたまる場所等に配置しないようにしてください。
グリッドタイインバーターは費用効果が高いのですが、非常にグレーで実験的な機器です。絶対に逆潮流しない範囲で使用してください。試運転していますが、すべての方の環境で同様の動作をする保証はありません。PSE認証等の保証はありません。以上の事を理解している方のみ入札願います。