■菱川師宣木版画【表四十八手】【裏四十八手】復刻版。■宮下登喜雄氏解説。■菱川吉兵衛師宣【１６１６～１６９４・元和４～元禄７】は千葉県保田に生まれ、若くして江戸に移り、寛文末から、延宝、天和、貞享、元禄にわたって肉筆絵と版画作品を数多く作った。浮世絵の題材には美人、風俗、役者、風景などに加えて、秘戯、春画も欠かすことが出来ない。浮世絵師に秘戯、春画の類を描かなかった者はいないとさえいえる。師宣の版画作品、特に１枚絵【揃い物として刊行されたものでも錦絵の３枚続きなどと異なり１枚ごとに独立した絵である】の多くは画面に署名も落款もない。売り出された時には包み袋などに版元と絵師の名が記されていたのを、袋が失われたためではないか。幸い、この【四十八手】は冊子になっているため、巻末に、大和絵師菱川吉兵衛師宣、絵師菱川師宣となっている。 ■和綴じ風仕上げ。１１９ページ。■本体上部の角隅に数ページ折れがございます。状態に神経質な方の入札はお控え下さい。クレームなしで！！■ケース付。経年によるよごれ、キズが多少ございます。■サイズ：１８５Ｘ２７０ｍｍ。■レターパック・プラス(送料別途請求。￥５2０円。)でお送り致します。■井原西鶴。