何げなくかけた「Country Honk」 のクラクション音のリアルさに度肝を抜かれたものです。 4312のミニチュア版とのイメージがありますが、全くの別物で、また独自の価値を持っていました。 多くのミニチュアモデルが早々と廃番となる中で、4312Mはモデルチェンジを経て、しぶとく生き続けました。 しかし、販売店の店頭からも姿を消し、どうやら製造中止のようです。 そして、この型番を引き継ぐ後継機は出ないようです。 音については、いろいろと言われてきました。 ローファイ、聴くに堪えない音とけなされる一方で、ロックやジャズをこれほど生き生きと再現できるミニチュアスピーカーはないとの声もあります。 一方で、デザインは惚れ惚れとするほど美しく、まさしく「ザ JBL」でした。 出品にあたって、写真を撮っていたときも、手放すのはもったいないのではないのではと、何度も思いました。 このスピーカーは7年ほど前にヨドバシカメラで購入しました。 通常はクラッシックを聴くことが多いのですが、 時々、ロックが聴きたくなった時に、このスピーカーを取り出していました。 このスピーカーでないと再現できない音が確かにあるのです。 使っていた期間はトータルで半年にも満たないと思います。 多くの期間はダンボールに入れて大切に保管していました。 したがって、目立つようなキズ等はありません。 ただし、ご存じのように海外のスピーカーは、日本のメーカーと異なり、つくりが雑となっています。 このJBLも例外ではなく、ネット上でも、アッテネーターのつまみが歪んでいたとか、キズがついていたとの情報を見かけます。 私が最初に入手した4312M2もサランネットのつくりが雑で、全体的に傷だらけのために返品した経緯があります。 この4312M2も完璧ではなく、最初から一部に塗装のムラ、シミ、うすキズなどがあります。 最近ではそれらを含めてJBLであると思うことにしています。 （なお、WXはBKとは仕上げが異なり、突板仕上げとなっています。） したがって、完璧な状態を求める方は購入されないようにしてください。 状態は写真をご覧ください。本体のほかに、説明書（未開封）、元箱がつきます。